あなたのハートを旅路へお連れするフレンドファンディング

旅に年齢制限はないけれど、そのときの自分にしかできない旅が確かにある。

祖父母の家に向かう8歳の僕が、上野駅の乗り換えで感じた高揚感。
14歳の僕をオススメの釣り場まで乗せてくれた伊豆大島の消防車。
北タイのゲストハウスでつまらなそうにしていた、僕と同じ20歳には見えなかった女の子。

一人旅で会った人たちから、僕は自分が何者かを学んできました。
地元の人が食べるものを食べ、マーケットの空気を嗅ぎ、一緒にお酒を飲んでその喧騒の一部となる。
そこで何を感じるのか知ることが、自分が何者かを知ることなのでした。

自分や、世界の本質に迫るような思いつきが、東京よりも旅路の草枕で浮かびやすいのはどうしてなんだろう。
僕らの心が、底の見えない静かな海であるなら、旅は気楽な釣りの時間で、旅での出会いはさしずめ<釣り針>のようなものかもしれない。

海の深くでたしかに形作られていて、それでいて意識の表層にのぼってこないものが、旅路のふとしたきっかけて釣り針にかかってささやかな気付きとなる。
そのときの自分にしかできないそんな経験が面白くて、僕たちは旅をするのかもしれません。